豊橋技術科学大学が世界で初めて開発した「イオンイメージセンサ」の技術をベースとして、様々な物理現象や化学現象をリアルタイムで可視化する革新的な「マルチモーダルセンサ」の実現を目指す。そのためには、①ミクロンレベルの分解能を可能とするマイクロチップ設計製造技術、②複数の物理・化学現象を同時に観測するマルチモーダルセンシング技術、③様々な事象の変化をリアルタイムに検出する技術が必要である。これらの要素技術を民間企業とのコンソーシアムにより創出し、IoT、AI時代を支える“データ”の価値を飛躍的に高めるセンサの実現と、医療・バイオ・化学分野等の高度情報化に向けた基幹産業の創出につなげる。
